平成16年の工事着手以降、シールド掘進開始に向けた準備を進めておりましたが、発進立坑でのシールドマシン組立も順調に進捗しており、6月には発進を迎えることができます。
私どもが施工するシールド工事は、世田谷代田駅から下北沢駅間の在来線路直下(約10m〜17m)に、直径8m、延長645mの2本の円形トンネルを構築するもので、1日に約13万人のお客様が利用される下北沢駅や京王井の頭線との交差箇所を抱えた小田急線の最混雑区間という非常に厳しい条件下での施工です。
そのため、これまでの準備期間において、私どもの施工計画や施工管理および危機管理のあり方について、施主の小田急電鉄とともに、トンネル技術などに造詣の深い有識者で構成する技術委員会で、その妥当性の検証を重ね体制を万全のものにしてきました。
さらに、環境への配慮にも力を入れております。特に、シールド工事が本格的に始まりますと、1日にダンプトラック約100台分の土砂が発生します。この土砂は、環状7号線の梅ヶ丘駅寄りに設置される“シールド基地”に集められ、東京湾の埋め立て用に再利用するほか、シールド基地やセグメント基地は、発生する騒音を外に出さないように、防音ハウス内に設置しました。
最後になりますが、私ども第3工区ではシールド工事の経験豊富な人材を揃え、細心の注意を払い工事を行いますので、皆様方のご理解ご協力をお願い申し上げます。
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